20150606

2015年5月31日 冒険した勇気のある子しかみつけられない宝物を山はちゃんと用意してくれてるね

久々に参加して楽しかったので投稿します。不良えこどもスタッフ眠子の母、えこども代表で~す。

年長さんになって『え~山やだ。蜂とか毛虫とかいるし』と、えこども反抗期の娘は最近乗れるようになった自転車を走らせるサーキットとして暴走。思う存分走らせたあと満足して森へ。『お花をつも~、おままごとしよう、花束屋さんしよう』と、昼食用に持ってきた風呂敷をひろげ、お椀やかごを使って遊ぶ。花束を山で会う人々に贈ろうと作る。
『お花はいらんかね~お花屋さんです』とおじいさんにお花を差し出し、お礼に甘酒飴をもらう。

二、三歩歩くようになった一歳の弟のハイハイに合わせてゆっくりゆっくり進む。
蜜蜂、脚長蜂、丸花蜂にビクツキながら。『蜂や犬は、怖がる人のビクツキを空気で感じとるから、蜂さん大丈夫だよって話せばわかるよ』と伝えながら。

1歳の昼食時間に合わせ10:30にお弁当。五歳は相変わらず『車で食べようよ、もう帰ろうよ』。涼しい木陰で食べたいなと私も折れず、離乳食の食べ物の飛び散りを虫達が後片付けしてくれる素敵さを伝え食べ始める。あっという間に落としたほうれん草おひたしは真っ黒に蟻さん処理。高野豆腐は人気ない。おにぎりは、いきなり投げて坂道をおむすびコロコロすっとんとん。『投げたらご馳走さまだね』木の葉ふりかけで正にご馳走さまで終了。

猪の檻のある獣道を分けいる私。
『ママちゃんと道知ってるんだよね?行ったことある道なんだよね?』とビクツキ。
♪ハイダダダ進め~と歌いながら、かき分け、『大丈夫だわ!探険探険~ただ、この赤い枝と左右対照の葉っぱには触らないようによけやあ、これはイバラかわいい花だね、トゲだらけだね』
するとドシンと足をとられ半泣きの娘。もうダメかと思った瞬間目の前に『のいちごだ!』きれいな朱色のバラいちご発見!かごに取り無事ニコニコで脱出。『今日デザート忘れたからいいデザートになったね、山のご褒美だね』と笑顔の娘。
『よかったね~冒険した勇気のある子しかみつけられない宝物を山はちゃんと用意してくれてるね』
庭には、住む人の体に必要な薬草が生えると言われています、私たちの心に必要な物もちゃんとあります。

駐車場の川に足をつけながら実を食べてみる。『おいしーい!』大事に大事に頂く。
『えこどもの皆にも花束を渡したいな、実を見せたいな』と少し川で遊び待っていましたが弟は眠たいし11:30でお先に帰りました。
まったくの別行動でごめんなさいな、でもきっかけを与えて下さりありがとうございました。

えこども 岩田美那子