20150416

2015年4月5日 雨の日はスペシャル イノシシ現る

今期初めてのりす山の保育園3歳さんコース。雨。最近、りす山の日は雨が多いです。
初めて参加する親子、おなじみの親子、カッパを着て雨の中を歩きました。

歩き始めてすぐ、ふもとの畑のほうで、イノシシが横切って行くのを見た人がいました。(えこどもスタッフは見ていません)

東谷山にはたくさんの野生動物が棲んでいます。イノシシ、カモシカ、りす、たぬき、きつね、むささび、野うさぎ、野ねずみなど。でも実際に動物を見られることはめったにありませんのでイノシシの出現にはびっくりでした。

4月の東谷山はうぐいすが鳴いていて、コブシ&シデコブシの花、山ツツジの花がきれいでした。







<参加したママ、パパからの感想>

○2歳8ヶ月の娘、普段はだっこだっこ。しかも雨。初参加。さてどうなるかな~と思っての参加でしたが予想を遥かに超える本人の「歩きたい」という気持ちにびっくりしました。雨の日はお部屋遊びがあたりまえだったので、雨の存在がより好奇心をかき立てたのだと思います。雨で手を洗ったり、雨粒を観察したり、笹舟を流したり、長靴とカッパでズンズン。危ないかな、と思う道も、本人が選んだ道を手つなぎで歩きました。「みんなで歩く」という楽しさも子どもにとって大きな喜びだったと思います。
オープニングの唄の時は固まって動かなかった娘ですが、帰ってからは「♪ころころころころえーこども!」と何度も唄い踊っていました。
子ども以上に?楽しくて嬉しかったのは母親の私かも...次の参加も楽しみです。

○あゆみさん、かよさんのお二人による丁寧なサポートのおかげで怪我もなく無事楽しく雨の中の山歩きを楽しむことができました。ありがとうございました。
母は登りで、わが子の歩くペースについていくのがやっとでした。下りは抱っこの要求で困りました。息子はいつも自分の要求が聞いてもらえないとその場で泣いて相手が助けてくれるのをずっと待っています。家でも外でも。自分から歩みよることをしません。
母の課題は子が自ら歩み寄るまで待つ、子の課題は自ら歩み寄ること(自ら解決すること)だと再認識させていただいた一日でした。次回の山歩きも楽しみにしています。

○雨の日の森は、やっぱり「だっこー!」が減りますね。
雨水の流れを楽しみながらマイペースに歩き、途中からおしゃべりが止まらなくなりました。
帰ってきてからお風呂に入ってあたたまり、体調を崩すこともなく、雨でも参加させていただいてよかったなぁと思いました。

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雨の日に山歩きをすると、バンクーバーでの友人が「雨でも山歩きはするものだ(中止にはしない)」と言っていたこと、そして私たちは実際に小雨の降る中Deep Coveの森を歩いたことをいつも思い出すのです。
からだクリエイトきらくかんの奥谷まゆみさんが、今年の春は乾燥していると言っていました。私は去年の春の乾燥具合を覚えていないのですが、そうなのでしょうか。4月に入って雨がたくさん降りますね。雨の山はしっとりしてこころなしか空気がおいしかった。空気もきれいになったでしょう。きれいな空気を吸うことは病気の回復過程でもっとも大事なことのひとつだとヒポクラテス(古代ギリシャの医師)もナイチンゲールも言っていたことを思い出して。。。今回、体調不良で欠席する人が多かったけど、きれいな空気を吸いに山に来るっていうのもいいのではないかなと思いました。
(えこども あゆみ)