20141207

2014年11月16日 えこども劇場

なごや環境大学共育講座 「りす山の保育園」 2014年度後期の講座が始まりました。
今期は2歳さんコースと、3,4歳さんコースに分けて開催します。
今回は2歳さん。第1回目(10月5日)が台風で中止になったので、今回が初めての回となりました。


☆内容☆
大きな岩からジャンプ、木登り、丸太渡り、
えこども劇場 東谷山に棲む野生動物の人形劇
お弁当時の話し合いのテーマ 「イヤイヤ期どうすごしてる?」
えこどもオリジナルストーリー 「りすこのくるみ」読み聞かせ 


子どもが大きな岩から何度も何度もジャンプする時の、嬉しそうな、誇らしげな表情がなんと美しんだろうと、印象に残っています。忙しい日常の中では時間をとることが難しいかもしれないけど、りす山では納得するまでやり切る体験をしてほしいなと思います。あゆみ

けものみちをずんずん行くよ


参加者より ①りす山で印象に残ったこと

●娘は、第一回目が台風で中止になってから、今回の山歩きをカレンダーを眺めてはとてもたのしみにしていました。
初めて、石や木の根っこでこぼこになった道を歩きながら、蜘蛛の巣にかかった枯れ葉が風に揺れてひらひらしているのを、大変不思議そうにみていたり、四方から生える草を手では避けず、くぐって歩いたりと、ぐんぐんとたくましく進んでいきました。
人形劇を見たときの事ですが、私の中での最初の感覚が、初めてのものがあり、興味深く楽しめました。違う動物が次々と生まれてくる不思議さに、親子三人で感動しました。ネイビーのイノシシにピンクのステッチが本当に素敵でした。

一番は動物さんたちのお産のシーン。何かを感じとってか、神妙に熱心にこどもたちが見つめ応援し、自らのやる気が引き出される時を見ることができました。

●前期に経験したはずの、リス山人形劇、今回は、すごく心に響いたみたいで、お家に帰ってから、真似していました。「赤ちゃんでてくるよ!がんばれー!うんとこしょッ、どっこいしょ!」と、ずーっとやっていました、笑。月齢によって、こんなに感じ方が違うんだ!と、驚きました。今まで以上に、すごく沢山の事を感じてるんだな〜と、再確認して、ちょっと身が引き締まりました。もっと子供の目線で暮らせるよう意識したいな。と思いました。やはりリス山の後は、すごく機嫌が良いです。スッキリした顔をしています。私もなんだか体調がよいです。

お山を秋に

●お弁当時のイヤイヤ期についての話し合い。イヤイヤは成長のしるし、こどもにはまっとうさせよ、とは聞いていますが、分かっていても受け入れられる時とこちらもイライラしてしまう時と…みな同じであると再確認でき、またゆとりをもった素敵なお母さんたちばかりだなぁと思いました。なるべく、やりたいことは何でもまっとうさせ過ぎたか…ふたりっきりの時ほど自我が強く、困りはてる時もありますが、こころのゆとりをもち見守ることができればと思います。

●普段から、木の枝や木の実が大好きなので、山の中でも目をキラキラさせて、とても楽しんでいました。

ちょっとビビリなところがあるのですが、積極的にボタンはずしたがったり、歌を一緒にいたりと意外な一面を見れました。

●抱っこせずに過ごすことができ、帰り道は娘がケタケタ笑いながら山を走っていたこと。
普段、時間に追われて(追われているような気がしてしまい)、気が済むまで遊ばせてあげられないので、娘と遊ぶ時は気持ちを切り替えようと改めて感じました。


参加者より ②りす山が終わってから

●お外遊びが十分満たされたあとは、きまって机上遊びになります。
発散したこころを落ち着かせるためなのかな?もくもくと…はさみでチョキチョキしたり、お絵描きしたり、今日は折り紙にのりをつけてペタペタでした。帰り道、公園に行きたい!とはいってましたが…今日はお外で思いっきり過ごせたのかなと。

●夕食後、突然…えーこども!おかあさんはなにがすき?って。笑
その場では、うたうことも踊ることもなかったけど、しっかり見て聞いてたんだなって。寝る前は、最後のおうた…覚えられませんでしたが、なにやら呪文のようにうたい…でも最後のおうただったと思います。次回は一緒にうたって踊れるかな?楽しみにしていますね。

●終わってからも帰りたくない様子でしばらく遊んでいました。いつもどおり、車に乗せると一瞬でスヤスヤ。最近、やっと本格的なイヤイヤ期に突入かな? と感じることも多く、あの日のみなさんの意見を思い出したりしています。