20131215

12月りす山の保育園 レポートその2

初めてりす山に来てくれた大学生のさくらさんによるレポート

わたしにはまだ子供がいないことは当たり前ですが、姪っ子や甥っ子もいないので、小さな子供たちとどう接したらいいのか、わかりませんでした。

始まる前まで私に何ができるかな~、とちょっとだけ不安にも思っていましたが、、続々と集まってくる元気な子供たち、そして明るくいい顔をしたお父さんお母さんたちを見たら、不安なんてどこへやら。


どんどん子供たちやご家族に声をかけたり(みなさんも気さくに話してくださる)、子供たちの歩幅に合わせて同じペースで山を歩いたり、歌を歌ったりできました。

えこどもスタッフさんの、準備の号令や、「え~こども!」体操のときの言葉を聞いたり、沢山の子供たち(10人くらい居たかな?)を見ているうちに、
2才、3才、4才の子供たちの特徴が少しわかってきて、面白かったです。


そして、子供たちひとりひとりにも、個性が宿っていること、その個性は山歩きひとつとっても、感じることができること、当たり前のことかもしれませんが、それにわたしは感動を覚えました。


お母さんお父さんたちは、山歩きを通して自分の子供の個性を発見し、他の子との差などは気にせず、焦らずにゆっくりゆっくり少しずつ受け入れて、自然の中で素直に愛情を形にしてあげられるということ。


ぎゅ~っと抱きしめてあげること、優しく撫でてあげること、疲れたり不愉快なことに感情を乱して泣き出してもゆっくり受けとめてあげられること、些細なことを見つけ出す子供たちの素朴で柔軟な心に触れてそっと感動すること…などなど。
いろんな発見をすることができた、とても充実した午前中でした。
今こうやって言葉にしていても、飛び跳ねるエネルギーの塊のような子供たちのパワーは言葉にしきれそうにないなあ、と感じるくらいです。


とっても充実していて、自分なりにたくさん考えたり、たくさんのことを得られたひとときでした。
お誘い頂きありがとうございました。
                                              レポート さくら