りす山の初めに、泣いて歩かない時は抱っこで進まず、立ち止まりひざに抱き、その場を観察したり季節の歌を歌いながら風景を楽しむよう伝えました。
会社に行くわけではないのでゆっくりゆったり。
各自工夫をこらし二才から五才全員登頂し、道中楽しんだ。
紅葉をかぶりのもみじかんざしでかわいい女だって。
土手に寝転び飛行機雲、枯れ葉もあんな高くまで飛んでるね。
虫食いのボロボロの樹が多くなったね。
たかのつめの濡れた葉っぱは焼きたてパンの甘い香り、比べてみたら本物のキャラメルより匂いが濃いよ。
つぶらじいは、りすも唯一食べる甘いドングリ。つぶらな瞳をむさぼる子ら。江戸時代の整腸剤。胃薬の匂い。
見上げればキツツキの柔らかな音色コンサートがこだまする。
枯れ葉滑り台は滑ろうとすると滑らないけど、うっかりしてるとよく滑る。
バイオトイレの漆喰壁には、様々な色、形の蛾の張り付きかたは、真似できない美しい余白の美。
紅葉の感触、色、匂い、味、音、五感で感じる秋でした。
最後はモミノキで体を寄せあい暖まりました。人の温もりと心臓の鼓動に耳を傾ける静けさを頂きました。
レポート えこども みなこ