20110313

親子ヨーガに参加したはなさんの感想(1歳6ヶ月母)



まず印象深いのは、時間中何度も聞こえる先生の「大丈夫です」という言葉だ。

子育ての日々は、自分にもこどもにもなかなかオッケーをだすことができず、自問自答を抱え、不安要素が次々湧き出る。

根本的にそれが解決してはいなくても大丈夫と言ってくれる一言で少しずつ、大丈夫になってきているような気がする。

その漠然とした安心感が、考えあぐねた結果出した答えや方向性は間違っていなかったのだ、と大袈裟かもしれないが母としての自信になるように感じている。

誰かに大丈夫と言ってもらうことは日常の中で一番求めていることかもしれない。

親子ヨーガは先生の「大丈夫」に心身ともに委ねて、解放される時間だ。

また、こどもにも新しい感覚ができてきていると思う。


普段はつい親が介入してしまうこども同士のやりとり。

こども同士がもめていても先生は太鼓判で「止めないでください、こども同士で折り合いをつけます」と言って親が見守ることをすすめ、安心してこどもの本来の姿を見ることができる。

このように快適な時間なのだが、実は我が子はヨーガ開始から終了までなぜか泣きつづけている。

他の子が幸せそうにお母さんに触られていても、体を緩めてくれることは皆無、私のポーズ中も常にどこかにへばりつこうと必死だ。


皆さんの迷惑を考えるといい加減申し訳ないと思うし、すぐにでも失礼したい気分にもなる。正直滅入る。

しかし先生のアドバイスは、自我が通らず、母は自分そっちのけでヨーガをするという初めての堪えがたい時間で、母との新たな関係を築こうとする娘を、鳴き声に負けて引き戻してしまいそうになる私の背中を押してくれる。

親子ともにこの試練に向き合うチャンスをもらえたとプラスに考え乗り越えられればいい。

これからも近づきすぎて見えづらくなっていたこどもの姿、見落としてしまいそうな心身の成長のよろこびを見つけるきっかけをもらえそう楽しみだ。



○親子ヨーガに参加したはなさんの感想(1歳6ヶ月母)