20110309

布おむつと紙おむつ

布おむつで子育てをしているお母さんに聞くと1日の中で布おむつを変えるのはだいたい12回くらいだそうです。紙おむつで子育てをしているお母さんに聞くと1日の中で紙おむつを変えるのはだいたい6回くらいだそうです。
あかちゃんがおしっこやうんちをする回数はだいたいどの子も同じくらいとすると、紙おむつでは、おしっこしたたびに変えているわけではない?

紙おむつは性能が良いので、おしっこをしてもそれほど不快に感じないので、泣かないこともあります。
赤ちゃんが泣いて教えてくれないと、お母さんが時々見て、していたら変える、という具合に、替えることになります。
赤ちゃんもあまり泣かないし、おむつをあまり消費しなくて済むし、汚れたおむつは捨てれば良いのでお母さんは楽です。
子育てが楽になってお母さんの育児ストレスが減ることは良いことですが、子どもの育ちにとってはどうでしょうか。

赤ちゃんはおしっこやうんちをして、不快だから泣きます。気持ち悪いから泣く(伝える)→大人がおむつを替えてくれる(気持ち良くなる)→自分の要求に応えてくれる大人を信頼するようになる。
快・不快の体験と、要求すれば応えてくれる大人がいる、という心の安定を得ること。
おむつを変える時って赤ちゃんに触れ、目を見て、話しかけますよね。それは愛情表現です。また、赤ちゃんの健康状態を知ることもできます。


紙おむつにすると、おむつ替えで触れ合うチャンスが布の半分くらいに減るということです。
現代は便利になってきましたが意識しないと赤ちゃんと触れ合う機会が多く作れないと言えるのではないでしょうか。

(文責:あゆみ)