準備運動に動物のヨガ。動物園の門、うさぎ、ねこ、ライオン。
誰も、恥ずかしがらずに、のりのりでやってくれたのは意外でした。
心も体もほぐれたところで、小細工のできないでっかい筆で、えのぐをたっぷりつけていざ!
といっても、なんなので、お題を順番に言っていき、かーっとかく。
ちらちら横目に入る周囲に影響されながらもわりと、無心に描き続ける。次々と。
いったん休憩。おやつタイム。
本日のおやつ:みのや北村酒店で朝購入した、葉っぱ付きぬきにんじんと塩、お茶。
にんじんの味が濃いので「まっじ〜」っと全員が第一声。でも、歯ごたえの良さにぽりぽりすすむ。
後半戦
場面を思い浮かべながら、知っている形容詞を黒板に書いていく。
そのあと描いた絵はぐっと良くなった。それぞれが、自分流に描くようになった。
各自、自分の体験した出来事を思い出しては語り、その子の気持ちになって、その場面を描く。「最近腹が立った事は?」「びっくりした事」「悲しかった事」「うれしかった事」などなど、どんどん話が溢れた。絵も溢れた。
お母さんたちに、クイズ感覚であててもらえるるように裏に絵の表す形容詞を各自えんぴつで書き込んだ。ひらがなのおぼつかない子は、黒板の文字を書き写したり、大きい子に教えてもらった。
一人一人壁のコーナーを分けて、展覧会のように絵を飾って、ながめた。
フラストレーションが抜けて気分爽快のなで、お片づけも丁寧にしました。ビニールシートについた絵の具を、きれいにぞうきんがけしたり、消しゴムで消したり、自主的にみんなやっていました。
今日のさよならの歌は百恵ちゃんの「さよならの向こう側」です。ひらがなでさびの部分だけポスターに書いておきました。それを歌って、絵日記も書きました。みんな人参の事を書いていました。「おいしかった」と結局かいた子もいたので、面白かったです。
お母さんたちがお迎えに来て、「うちの子のはどれかしら?」と探して、クイズに答えました。すぐに裏に書かれた、答えを見ようとするので、「まずは、想像してあててみてください」といいました。
●感想
わたしは教室で何回も同じ注意をするのがきらいです。
だんだん大きな声になったり、いらいらしてくるだけでなく、
何度も言うから、その子はますます慣れっこになって聞く耳をもたなくなります。
自分にとって不快な音として無視しているのかもしれません。
そこで、今回は、「もし、〜くんがこうしたら、こうなって、わたしは、かなしい思いをする。だからやめてほしい。だのに、聞いてくれないから、腹が立って来た。」といいながら、絵を描いた。わたしは、もう注意しなくてもよくなった。
6/28 「わたしにまつわる数」
今回は、ウォーミングアップなどを省き、いきなりくぎ100本を数える。
幼稚園は、10ずつ数えた。落として紛失すると危険なので、ながーいセロテープに100本貼付けて机にはりました。
事前に、廃材の板をのこぎりで切って、やすりをかけ、ペンキを塗って、100この釘穴の印と数字を、つけておきました。この準備に3日かかりました。
その板を子どもたちにみせて、「どんな模様にみえる?」「どんな風に数字が並んでる?」「自分の誕生日の数字はある?」「何歳?」「いつも何番目に並ぶ?」など、自分の数を聞いていきました。
そのかいあって、子どもたちは飽きもせずに、いっぱしの大工さんみたいに、誰も教えていないのに、くぎを口にくわえたりして(危険!)、100本のくぎを打ちました。すごい、すごい!
各自がもちよった金槌も、それぞれの家庭の歴史を感じ素敵でした。
今日のおやつはネギ焼きでした。
お好み焼きのようにホットプレートで焼きました。R君が焼いてくれました。
紙の袋にくるんで、お店屋さんみたいに食べました。
紙にくっついちゃって食べにくかった。ネギは、幼稚園の子に嫌われてました。
あやさんのお庭で採れた、すももは大人気でした。
そのあと、0から100まで毛糸をかけていきました。。。今気づきましたが101本の釘でした。
きれいな右巻きの渦ができます。いろんな毛糸を使って、好きな模様にかける子もいました。
とても素敵な額縁のようです。
絵日記を書く時間がなくなってしまったので、各自宿題です。
●感想
10以上の数字は、幼稚園や小学一年生では、口で言えても、文字として難しい。
誕生日がよくわからない。
12か21かどちらが大きいのかわからないし、どっちが十二かわからない。
最初の目的であった、自分にまつわる数字というのを聞き出すのは困難だと最初にわかったので、方向転換して、ただひたすら0から100まで数えながら、くぎを打っていく事にしました。
10こ飛ばしで数字がたてに並んでいるので、たてに打っていく子もいました。その方が打ちやすく早く終わりました。
みんなうまく出来たのに、お迎えが来て帰らなくてはいけなくなったからか、泣いてしまう子がいました。声かけが足りなかったなと反省しました。