20160921

環境大学「りす山の保育農園」 0歳から1歳の山遊び

9月18日(日)くもりのち雨。
環境大学「りす山の保育農園」
0歳から1歳の山遊び
斜面ハイハイ、マッサージ、お産の振り返り、えこども流離乳食試食のレポートです。



先ずは、、雨の中よくお越し下さいました。
小さい子供を連れて雨のお出かけはいろいろ心配ですよね。(私もそうでした)そんな中ご参加下さって嬉しい限りです。
昨夜の雨で溜まったお水でじゃぶじゃぶ。
子供たちは自然と水に引き寄せられて、冷たい感触を全身で受け止めていました。






足の指にいなごがとまりました

水で存分に遊んでからどろんこ遊びへ。
この流れがどうして大切なのかをお話してもらいました。
水からだんだん陸へ上がる、魚から両生類、両生類からひとへ。
その流れに添っているという事。
雨でしっとりした草と土の上で腹這いになってごろごろしました。



次はテントの下に移動して、足の上に子供をのせてゆらゆら。
マッサージも兼ねながら、これで寝てくれるようになったら楽ですね。
だっこだっこでお疲れのお母さんの腰痛防止にもいいです





お母さんたちにお産のお話を聞いていきます。
自身の体験も重なりながらいろいろと思い出しました。


そして、えこども流離乳食試食です。
今回のえこども流離乳食試食のメニューは。。。
●『さとうの塩』の佐藤さんの畑の間引きニンジン
● 豊橋和紅茶の『ごとう製茶』の畑のローゼル塩漬け
● 冬瓜のスープ
いずれも無農薬畑
です。


三歳のお兄さんは配膳のお手伝いです。


きれいな色。

最初のお水です。



自分でまだおすわりができない子には、お母さんのお膝で作ったいすでお母さんと向き合います。

先ずはお水をのんで、



可愛らしいサイズの間引きにんじんを小さな手でつかんでがじがじしてくれました。


ローゼル塩漬けはオクラの仲間という事もあり、すこしネバネバしていて面白い食感です。ほんのり甘じょっぱくてみんな大好き。
冬瓜のスープもおだしのかおりがほんわか漂う優しい味です。
小さな子も自らの手でお椀を持って、お口に運びます。冬瓜は歯茎でもつぶれるらいの柔らかさなので手でつかんでお口へ。



三歳の兄さんは上手にお口に運べていました。






今は手で握りつぶしてしまう時もあるけれど、徐々に形を残したまま口に運べるようになります。
手の力をどれだけいれればいいかな?と、だんだん上手に。
ご飯の後はお母さんの体ほぐし。
優しい手でなでるようにほぐしていきます。
気持ちよくて赤ちゃんもとなりでころろん。




動揺の「7つの子」の7つの意味のお話を聞きながら、、
お父さんがお母さんとあかちゃんをだっこ。
優しい手。



雨の中ご参加下さりありがとうございました。



後日参加者のお母さんから感想をいただきましたので、抜粋し掲載させて頂きます。

「今が一番大変だけど輝いているとき」
という言葉に、是非何としてでも今、参加したい!と意気込んだ次第です。
娘にとっては家や園では「駄目だよ」って静止されるばかりの中で
昨日は汚れることも口にすることも気の向くままにさせてやることができ
またそれを本人も躊躇することなくやり、野菜スープも初めてなのに「ゴクリ」と飲んで
とてもとても感動しました。
本当に昨日のような体験が出来て、枯れ枯れのところに少し水を掛けてもらったように思います。
ありがとうございます。
また休みの日のワークショップ参加したいです。
(六ヶ月の母Rさんより)
また遊びにいらしてくださいね。

レポート、写真:藤井昌美