20150715

2015年7月12日 しゃぼん玉になる木

雨や曇りが続いていた平日から一転、日曜日は良いお天気なりました。蒸し暑くて汗だくになりましたがお天道様に感謝感謝。

ふもとにしゃぼん玉になる木があるんです。前回(5月31日)も実は企画していたのですが、鳥に実を全て持っていかれた後だったので、このあそびが出来なかったのですが、木はふたたび実をつけてくれました。

木の実をおろし金ですり・・・
水をちょいと加えて
ストローで吹くと、ぶくぶくぶく!
こちらが、しゃぼん玉になる実「エゴの実」

しゃぼん玉あそびをひとしきりやった後、山頂へ向けて出発!
数日前の雨で山道に小川ができて、そこに虫が集まってきている様子、
透明なくもの巣の上に白い糸でうずまき模様が刺繍のようにほどこされているもの、(空中にうずまきが浮かんでいるように見えてとても不思議)、
いのししが土を掘り返した跡・・・今回も山の中には面白いものが沢山ありました。

お弁当の時は「お子さんのすてきなところ、良いところを教えて下さい」と言ってパパやママからお子さんの良いところを教えてもらいました。
いきなり言われ、ウチの子の良いところは・・・とちょっと考える親たち。
普段、他人に「我が子自慢」をする習慣がない人にとっては(多くの人がそうかな?)人前で我が子の良いところを言うって、戸惑うことですね。でも全員の人が言ってくれました。

好奇心旺盛、元気、体が丈夫、兄弟想い、人の痛みが分かる、人の嫌がることをしない、親が病気の時ついていてくれた、一人遊びが得意、クリエイティブ。

家じゅうをクレヨンで青色に染められてその時は怒ったお母さんが、ウチの子ってクリエイティブだわと思った瞬間がとても印象に残っています。

話しているうちに、あ、これって良いところでもあるよね、と気付いてくれたようです。
ポジティブとネガティブは表裏一体、紙一重なので、ネガティブに思っていたことも見方によってポジティブなことになります。

例えば、
食べるのが遅い → 良く噛んでいる、食事を味わっている
騒がしい → 元気いっぱいで良い
何にでも首を突っ込んで落ち着きがない → 好奇心旺盛
などなど。

「良いとこ探し」、お子さんにも、夫婦間でもぜひやってみて下さいね。

絵本「おっきょちゃんとかっぱ」
横から見ると・・・手前の子どもたちがきれいに並んでいる!

<参加したママ、パパからの感想>

☆今回のランチテーマ『子供の良いとこ』大変よい企画でした。毎日ついつい小言ばかり、また「うちの子は・・・できなくて」なんて謙遜もふくめ、あまり褒めてあげる機会がない中で、今日はいいとこ探しできました。これは親子共々恥かしかったですが、娘もうれしかったようです。皆さんの前で親が自分のことをこんな風に認めてくれていたんだ、みたいな感じなのでしょうかね。褒めて育てる・・・わかっていてもなかなか実践できないですが、今回をきっかけに、すくなくとも一日一回褒めてあげられるように、私たち親が成長していきたいと思いました。

☆子どもたちは何日も前からりす山の日を楽しみにしていました。雨上がりということもあり、足場の悪い所もありましたが、まったく気にすることなく歩いていく姿が見られ、子どもたちがたくましくなっているなと感じました。
えごの実のシャボン玉は新鮮で楽しかったようで、家に帰ってからも持ち帰った実を使って「シャボン玉をやる」といって、自分たちで道具と水を用意して、シャボン玉をぷくぷく膨らませて大喜びでした。帰り道、えこどもの歌もご機嫌で歌っていた子どもたち、今回も素敵な時間をありがとうございました。