20141006

2014年9月7日 山頂から何が見える?

なごや環境大学共育講座 「りす山の保育園」 2014年度第6回目。今期最後のりす山です。
今回は東谷山のふもとにある尾張戸神社参道入口から山頂まで登りました。

子どもが「抱っこー!」と言って歩かなくなったらそこで立ち止まって休憩すること、
山頂を目指さなくて良くて、途中でお弁当を食べたり、そのまま下山しても良いこと、
気に入った葉っぱや木の実を拾いながら歩くこと をオープニングで話しました。



♪ とんぼのめがねは水色めがね~と歌いながら出発。大きなとんぼがたくさん飛んでいました。


前日に降った雨で小川ができていました。
♪ おやまに雨がふりました~(あめふりくまのこ)も歌いました。
この歌を歌うのにこんなにぴったりなシチュエーションがあるでしょうか。



りす山ならではの、「抱っこー!」となった時のヒント、お母さんの取り換えっこ!
ぐずっている子も、他のお母さんや、えこどもスタッフと手を繋ぐと歩けたりします。
これって、家族だけで山に来てるのと違って、他の家族が周りにいる良さですよね。

それか、足を止めて、きのこや虫を見ます。子どもが目を奪われる面白い物が山には沢山あります。

座ってお茶を飲む。

それでも、いろいろ工夫してもダメ、歩かない時もあります。
山が恐いと感じる子もいます。


 山頂に着いた子から、自分が拾ってきた葉っぱや木の実を、板に貼ってあそびをしました。


そして昨年えこどもと他団体で建てた、山頂のバイオトイレを使ってもらいました。
りす山参加者に1家庭1巻きのトイレットペーパーの寄付を事前に呼び掛け、この日は10個のトイレットペーパーが集まりました。ありがとうございました!トイレットペーパーのご寄付は今後も引き続きお願い致します。




<参加者からの感想>

●参加6回目になり、あゆみさん、かよさんに、自分から声をかけられるようになりました。
3月から参加させてもらいながら、今まで恥ずかしくて恥ずかしくて自分からいけなかったけど、
今日はできました。いつも声をかけ続けてくださってありがとうございました。
東谷山ついに山頂まで登頂できました。いままで6カ月の集大成で嬉しかったです。娘の確かな成長を6か月間感じることができました。
毎日の生活の中ではなかなか気が付いてあげられない子供の気持ちに少しだけ寄り添えたかなと思っています。

●今回、のぼりはずっと「だっこ!」ばかり。あゆみさんやお友達が手を繋いでくれると歩こうとはするものの、なぜかすぐに諦める我が子。前回の雨の日とは大違い。。。
でも、頂上でお弁当をもりもり食べたらご機嫌さんに。バイオトイレでのおしっこも成功し、帰りはふたりのペースで歌ったりしながらのんびり下山(お待たせしました)。
大人でも日によって気分が違ったりするので、その時その時の雰囲気を見ながらゆったりと付き合っていけたらいいなと改めて感じた日でした。

●山頂までどうなるかと思っていましたが、行きは何とか、帰りは少し抱っこしましたが。。最後のゴールの時にいい笑顔をしてました。山頂でのお弁当もいつもよりモリモリ食べ、私の分まで食べてました。笑
普段なかなかあれだけ身体を動かすことがないので、本当に親子で心身共に健やかになれる気がします。
前期で仲間意識が芽生えたのか、お友達を気遣う場面とか多々見られ、成長を感じ。。子供は大人がどうこうする前に、色んなことを吸収し、発信していくのだなぁと気付かされます。


前期の全6回講座終了しました。大きなケガ、事故がなく開催することができて本当に良かったです。ご参加いただいた皆さんありがとうございました!