20110521

ガガ

イスラエルの楽しいダンス「ガガ」、芸術文化センターにて。

●ルール:
1時間止まらずに踊り続ける
見学してはいけない。踊らないなら会場を出て休む。
目を閉じないで、現実を見ながら自分の身体を見つめる。
同時に色んな動きをしつづける。

●こんなかんじ:
ホールの中心にダンサーが指示をしながら踊っている。通訳も一緒に踊っている。
それを取り囲むように100名のしろうと(おっさん、おばちゃん、子ども、色んな人)が中心に向かって踊る。
足の裏がやらかいかんじ。
足首もやらかい。
ひざもやらかい。
おしりもやらかい。
腰もやらかい。
お腹もやらかい。
背骨もやらかい。
首もやらかい。
肩もやらかい。
腕もやらかい。
手首もやらかい。
手をきれいに飾って。
でも、まだ足の裏も、全部やらかいまま、同時に。
足首の前の方で床に落ちた紙を挟んで取るようなかんじ、きつい時は頑張らないで、ゆっくりした鼻歌を歌おう。
気持ちが落ち込んでいても、体は元気です。
急いで、忙しい動きの時も鼻歌をゆっくりうたって。
お尻の骨で歩いて、走って、ジャンプ。バック、回転。
骨盤が床に近づき、遠くなり、きついときは、鼻歌。
身体の中身を全部シェイク。内臓も骨も皆混ざり合う。
顔もとろけて。
自分でもびっくりするような、急なスピード。
速く動いて、もっと速く。
冷たい水をあびて。
美味しいものを食べて。
体の中を通っていく。
体の中にべとべとしたはちみつ、納豆がねばねば。
自分から一番遠くにいる人に向けて踊ろう。相手が気づいていなくてもいいから。

●やってみて:
人の目を気にせず、恥ずかしさもなく、没頭して踊れた。トランス状態まで最終的に到達できた。
振付ではなく、即興的に各自が想像力を働かせて身体を動かすので、ヨーガに近い。
痛めていた足首の固さがとれ、痛みがとれた。
腰のつっぱり、肩コリがとれて軽くなった。
いい汗かいて、疲れもとれ、元気になった。

文責:みなこ