日時:2011年3月23日水曜日10:00-11:30
会場:もんもの木(池下)
内容:おやこの会(からだを使ったあそびの会)
講師:中島澄枝さん(感覚統合、乳幼児体育が専門)
良い天気、眠子さん(一歳八か月)とお散歩がてら、てくてく道草、つんつんいたずらしつつ、大遅刻。
幼児に必要な動きには、
ロッキング、ホッピング、ローリングがある。
ビヨンビヨン、ブランブラン、ドンドン、ごろごろしたいのには、わけがある。
脳の欲求がある。
「駄目よ!」と止めてしまっては、せっかくのシナプスの発達をとめてしまい、もったいない。
ブランコやジャンプに夢中なのも8歳までと付き合ってあげよう。
ソファーから床へぴょんぴょんやられて、マンションの下の階にご迷惑なら、テーブルからソファへ跳ばせたりすりゃいい。
そういう、工夫で、外に遊びに行けない日も身体を動かさせてあげる。ママの体調が悪い日は、布団をしきつめて、一人でも安全に跳べるようにしておいたりすれば、ビデオみせっぱなしよりずっといい。
ごはんの支度中にビデオ見せてるから、いざ食べるときに動きたくなってうろうろ動き食べする。
お薦めの本:(小学生向け)自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う (くもんジュニアサイエンス)
川島 隆太遊びの提案:マットの中に入れるように、筒状にしばり、中に子どもが入って跳んだり、転がったり、他の子がのっかったりしても、痛くないし、動きが激しい子も少々マイルドになるかも。
いやんいやん怒った時の一つの提案:パラレルトークで、うまく言葉で表現できない気持ちを代わりに言ってあげる。
他の子を叩く時の一つの提案:子どもは自分より弱いと思う子を叩く。ごめんなさいさせても、意味はまだわからない年齢は、親が謝ってあげて、その姿を見せる。子どもの間に入ってしばらく様子をみる。またすぐやるからね~。
暴力的な子と集団の一つの提案:無理に同世代と一緒にしないで、年上のグループに留学?させる。これなら手が出ないはず。
まとめ:気を感じ取るような、大脳辺縁系の脳の研究がまだまだされていないそうだ。
そこを活躍させるような活動を子どもともっとしたいな。
DNAに人間はなぜ、子育ての仕組みを組み込まなかったのか?
「みんな一斉にやりなさいと言われても、やりたくない子もいる。子育ては個別対応。個々について考えさせるためだと思うの。」と、数々の子どもを見、個々に対応した遊びを考えてきた先生の自信が伝わった。
レポート文責:みなこ

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