20101229

子どもスタイリスト レポート

コレコーレ企画第一段「子どもスタイリスト」レポートです。

☆かおりちゃんが感じた事☆

最初は慣れなくて、あー無理かもと思ってたけど、服を選んでるうちに、夢中になりました。
初めての経験で少し疲れましたが、とても楽しかったです。
お世話になりました。ありがとうございました。
杉山華緒里



☆企画したえこどもの感じた事☆

12才という大人から見たら子どもとひとくくりに見てしまう端境期の女の子は、社会や大人に対して客観的な視点で見抜く力があるような気がして今回の企画を発想しました。

一時間という時間内に、お店の雰囲気にもぴったりあい、バランスのよいトータルコーディネートを2体も製作。すぐに買いたくなるような切れ味のよい、ハッとするスタイリング。

今回の彼女の協働は、大人の仕事に追われ濁った感性、理屈にとらわれよどんだ空気に気持ち良い風を引き込んでくれたような印象をうけた。

初めにお店の担当者さんに『今日はどんな気持ちでやろうと思う?』という質問に、軽々しく『イエーイって感じっす!』と切り返した明るさに私はまず感動!

実は、事前にお店から、『子どもが本当にできるかリハーサルにきてほしい。お店のカラーに合うような仕事は無理だろうが、事前に準備しておいた方がよいのではないか?』と不安の声もあった。

しかし彼女は、物怖じせず、勢いよくスタイリングをやってのけた。しかもとても楽しんで。『自分が好きな事をやって、お金(物々交換)ももらえるなんてサイコー』と私に言ってくれた。ちゃんと時間内で1日定員として集中した仕事の後は、よい疲れだったという。

また、ファッション用語を色々教えてもらった。
あまから~かわいいものとハードなものの組み合わせ。
ニーハイ~膝上までくるブーツは脚がきれいに見える。
OJiおじ~おじさんテイスト。
森ギャル風~ファーのベストやポンチョを組み合わせたアウトドア系。

勉強熱心で服が大好きなだけに、自分のセンスに自信があるのでお店のボディをみて厳しく批判も。『わっこれダッセー。パンツインだし』『私的にやらせてもらうから、助言はいらない』と、子どもスタイリスト恐るべし。

彼女いわく、『沢山の服の中、ピカッと光って見えるんだよね~だから迷わず決まる!』と、服が好きな者がもつ特別な感性を生かせる場を提供して下さったコレコーレに感謝いたします。

北山美那子



☆協賛のコレコーレの感じた事☆

本当にビックリしました!
あんなに早く素敵なコーディネートが出来るなんて!!
しかも1ボディの予定が2ボディも…

しょっちゅう来てもらってボディ製作お願いしたい!っと
真剣に考えてしまいました。

実のところこのワークショップをさせていただくにあたって本当に時間内に出来あがるのか心配でした。
「やるからには1ボディ完成できるように応援したい」
「ボディにあわない服なら服を留めるクリップとか要るね」
でもはじめから用意するよりレジに借りに来てもらう方が自分で動いた感があるかな」

ボディまわりまではディスプレイする時間ないかもしれないから美那子先生が…」
などなど、どうやったら達成感を味わうことが出来るかを考えていました。

結果はボディ作りを楽しめて
お店の背景に溶け込んだ素敵なボディが出来上がっていました。
かおりさんの生き生きした瞳にパワーを頂きました。
本当にありがとうございました。

コレコーレ担当者 菊池希

http://www.0570.jp/