20080728

2008年大曽根商店街七夕祭りにて


7月25日から27日の三日間金土日と三時から八時まで、地域国際活動研究所の依頼を受けて、子どもものづくり屋台講師をしました。
前回、「子ども占い屋台」をやていて、恋を語る子どもが多いことが分かり、 今回は、「子ども恋愛相談所」というのをやりました。自分のためにつくるのではなく、誰かのために作ります。 コースは二つ
①好きな人の好きなところを表彰する勲章作り(高級ドレスやスーツ、スカーフをリサイクルした、エレガントなリサイクルクラフトを目指します。)しかも無料。対象小学生以上ですが、好きな人について語れれば合格。
②好きな人に見せたい、大曽根商店街七夕祭りの好きな風景をスケッチしてきたら、ポシェットがもらえます。ペイントする。 お祭りで使うお小遣いをいれて、縁日で遊べます。祭りが終わっていらなくなったら捨てるんじゃなくて、好きな人に贈る。

旧暦の七夕は本当に暑いです。この暑さに作物が負けないように、暑さで辛くても芸事の向上をあきらめないようにこの祭りはあるんだと思う。そして、恋の祭りでもあるので、子どもだからとなめてはいけません。人を好きだと思う気持ちを、大人が確認してあげれば、ナイフを持たず、筆をもつ、かなと。 暑いので、さっとできるように、キット100セットを時間をかけてご用意しましたので、ボンドひとつですぐできます。

しかし、暑くてか、無料だから馬鹿にしてるのか、「早くしろ!」とヒステリックな声を出すママがいて悲しくなりました。 待てないママの子は、焦るので、絵に自信がないので、余計焦ってどうしていいか分からなくなってしまいます。待つママの子は、自分の世界にひたって仕上げていきます。当たり前ですね。やっていて、悲しくなるのは、子どもだけでなく、主宰している私もだということを忘れないでほしいです。

でも、三日間私もすごく楽しかった。ぐっとくる子どもの話がなんどもあって心がふるえたよ。 何人かの印象的な言葉をかきます。
「幼稚園の00ちゃんがすき。だってぷーさんのバックがカッコイーんだもん」
「クラスの00くんがすき。だってぼうしかぶってるから」
「ママが好き。だってぎゅーって抱っこしてくれるんだもん」(だきしめるジェッシャーつき)
「弟と妹が好き。いつも面白いことをいって笑わせてくれるから。いつもありがとうっていいたい」
「パパ。ママはいつもおこるけど、絶対おこらないところが好き」
「ママが好き。いつも休みの日に遊んでくれるから。ママの笑ってる顔が好き。」
「クラスの00くんがすき。頭がかっこいいから」
というわけで低年齢層が多かったので家族愛が中心の話題でした。 気になったのが中学生の女子六人軍団は全員でフランクフルトの絵を描いて羞恥心と書いてました。
しかも「手作りのもの人にあげるってきもいし。自分が使ったのをあげるのってちょーきもいっすよ」 といわれて、お年頃の子には、まだまだかなわんなーと思いました。とほほ。