20160609

2016年6月5日 りす山の保育農園 4,5歳の山登り

2016年6月5日(日)なごや環境大学共育講座 4,5歳の山登り
子どもと大人22名(10家族)が参加。

梅雨入りし、小雨が降る中での山登り。
傘は手がふさがるし、他の人に当たる危険があるので、大人も子どももカッパを着て歩きます。

ポンチョタイプだと、リュックごと着られるので便利です。
足が濡れると気持ち悪いのでズボンのカッパと長靴もあると完璧。



えこどもでは子ども一人一人のペースを大切にしたいので、速い子についていかなくても大丈夫。集団行動からはみ出ても大丈夫。「もう!速く行くよ!」と言わなくても大丈夫。
それぞれが、休憩を取りながら、寄り道しながら、遊びながら登ってほしいと考えています。


山頂の尾張戸神社の裏手で遊びました。長靴で地面をがりがり削ったら、薄茶色のしっとりした土が出てきました。それでお団子作り。はたまた小枝を集めて基地作り。そこにあるもので遊びが展開します。



雨が上がったので、山頂でお弁当。
えこども流フルコース式お弁当タイム。フランス料理などで一品づつ料理が出てきて、食べ終わったら次の料理が出てくる、という要領です。

①水 ②唾液を出すため、固いもの ③野菜 ④汁物 ⑤たんぱく質(肉、魚、大豆) ⑥炭水化物(米、パン、麺) ⑦果物 ⑧水 の順番で食べます。

山登りのお弁当なので全部は揃いませんが、持ってきたものの中から、弁当箱のふたに順番に乗せて食べます。

初めて参加した5歳の男の子、卵が嫌いで(アレルギーではないようです)家では卵料理を食べないのですが、この日、山頂でフルコース式で出したところ、卵焼きを初めて食べました。お母さん感激!

フルコース式の食べ方は、好き嫌いがなくなる、腸を育てる、アレルゲンの排出などの効果があるそうです。

好き嫌いがなくなるっていっても、嫌いな野菜で止まってしまったらどうするの?
無理やり食べさせず、止まったところでごちそうさま。立ちあがって遊び始めたら、ごちそうさま。
取っておいて昼寝の後、遊んだ後の間食か、次の食事に出します。お腹がすいて、その嫌いな野菜も食べるかも。
食事はいやいや食べさせられるものではなくて、喜びの中でいただく、というものにしたいです。

ごはん、みそ汁、おかず全部をテーブルに並べると好きなものしか食べません。
うどんの麺だけ食べて、野菜を残す子も。
好き嫌いがある子はお家でも試してみて下さい。

続けていって、年長や小学生になると、何でも食べられるようになり、ごはん、みそ汁、おかずを交互に食べる日本式の食事マナーでちゃんと食べられるようになります。



次の4,5歳さんの山登りは、7月3日(日)
尾張戸神社の「輪くぐり」のお祭りに参加します。
愛知環状鉄道「中水野駅」~東谷山ふもと~山頂 の往復です。
ふもとでお弁当休憩を入れながら今回の倍くらい歩きます。

まだ数家族予約受け付けています。こちらから↓

http://www.n-kd.jp/calendar/lineup/koza16s/B-10.html

えこども あゆみ