20120204

1月28日えこどもイングリッシュレポート


リメイクエプロンの続きをしました。
「からだではなそ」で思い切り体を動かし、身体表現した後の、静の手仕事。
ひと針ひと針じっくりと縫いようやくリボンを縫うのが完成した子、リボンは終わりふちのステッチに取り掛かった子、それも終わり刺繍を始めた子、
自分のペースで、自分のやり方で手しごとを楽しみました。

丁寧になっとくがいくまで取り組む子は、時間がかかりますが、粘り強く職人肌気質です。
学校では先生に、家ではお母さんに「早くしなさい」と言われますが、えこどもではこころゆくまで取り組める時間を持ちたいと思います。
いつも仕上げるのが早い子が、今回は刺繍に凝っていて最後まで縫っていました。

こういう場面で、みんなよりゆっくりしごとをする事で、人を待ったり、待たせたりする時に自分がどんな行いをするかが見えてきます。
早いだけがいいわけでもないのに、自分が早く終わったからといって、「おっそ~、はやくして!」と人をせかしたり、「まだなの?おせーな!」と文句をいったりしていませんか?
自分が集中したい時は、「もうちょっと待っててよ!」というキモチになる。
早くできる子、分かる子は先生となり教える、片付けを手伝う、糸通しを手伝う、絵を描く、黙読をする、カードを暗唱するなど、ぼ~と待っていないで、自分ができる事を見つけましょう。ファシリテーターの指示を待つ癖を少しずつ改善し、自分で考えて行動できる人になってほしいです。大人も子どももこれからの時代は、自分で何をすべきか読み取ることが大事になってくると思います。