20110330

3月26日えこどもイングリッシュ レポート

3月26日(土) 11:00am-12:00pm
めあて:わたしの家

歌と体:Spring is coming、Little Pig
手仕事:自分で入れる家を日用品で作る
考える時間:自分の家が壊れたらどうするか

東日本の大震災以降、恐い映像をテレビで見たり、大人の不安を感じて、こどもの心もいつもより沈んでいるのではないかと思います。
春の歌を歌ったり、自分たちの家を作ったり、楽しい時間をすごすとともに、家のない暮らしについても考えてみました。
宿題でテレビで観た震災の絵を描いてきた子がいました。茶色や灰色で泥や壊れた建物を描いていました。絵は子どもにとって貴重な精神安定剤です。地震報道から受けた恐怖を絵に表すことによって恐怖が自分で癒されていきます。こういった時は、大人が強制しないで、描きたい時に描きたいものを描かせてあげて下さい。宿題はあくまでも絵を描くきっかけづくりとしてとらえてください。

あゆみは大人になって言葉で自分の思いを表現できるようになってから絵を描かなくなりました。誰かとおしゃべりすると気が晴れるし、小さな悩みはしゃべることで結構解決していまいます。
言葉で言えない気持ちを表すのに絵はとても大切な手段だなあと思いました。

グループに分かれて、テーブル、いす、布、おもちゃを使って3人が入れるくらいのお家を作りました。どうやったら風や寒さをしのげるか、怖いものが入ってこないか、布で壁を作り、想像力を働かせていきいきと作っていました。その中で資材の取り合いの場面もあり、どう分け合うかも話し合いながら楽しい気持ちになる家を作りました

その家を使って「Little Pig」の劇をしました。
オオカミグループ "Littele pig, little pig, let me in, let me in."
家の中にいるこぶたグループ "Not by the hair on my chinny chin chin!"
オオカミグループ "Then I'll huff, and puff, and blow your house in!"

何回かやっているこのセリフ、大きな声で言えるようになってきました。

1つの家にみんなで入り、もし自分の家が壊れたらどうするか、を考えました。
「友達の家で泊めてもらう」「また家を建て直す」「小学校へ避難する」などの意見がありました。

今回初めて歌った歌 「Spring is coming」 (「春が来た」と同じメロディです)

1. Spring is coming Spring is coming Here and everywhere
Here in the mountains Here in the villages Here and everywhere

2. Flowers are blooming Flowers are blooming Here and everywhere
Here in the mountains Here in the villages Here and everywhere

3. Birds are singing Birds are singing Here and everywhere
Here in the mountains Here in the villages Here and everywhere